「眠素」が「民訴」になった!
2004年10月13日今日は民事訴訟法の授業。
今までの受験勉強と違い、予備校の受験参考書だけでは太刀打ちできない内容なので、学者の書いた論文や、分厚い本に取り組まなければならない。
そんな本の中で、最近素晴らしいと思うのが東京大学の高橋宏志先生が書かれている「重点講義民事訴訟法」。従来の受験界では厚いし難しいと言われ、読んでる人が少ない、というかこれを読み出したらベテランじゃないかという本で、自分も敬遠していたのだが、実際に読んでみるとこれがなかなか面白い。確かに、所々難しくて「ふにゃ?」とか思うところもあるが、たとえば今まで何気なく覚えていた(?)学説にはこういう思惑があったのか、などと改めて考えさせられるところが多々あり、「眠素」と揶揄される民訴法の学習を熱くしてくれる(というか自分の不勉強さが身にしみる(笑))、すごくいい本だった。いや〜、この本書いてる人頭めちゃいいわ〜(東大教授なんだから頭いいのはあたりまえ)。私は、人に説明するのがうまい人こそほんとに頭のいい人だと思っているのだが、学者の授業を聞いていると必ずしも上手じゃない人もいるような…。確かに勉強ってピンとくるとか、そういう部分も否定できないのだが…
ただ、一ついえるのは、現行司法試験にはやはりいらないと思う。だって、ここで得た知識を答案に反映させる暇がない。この本は覚えるというよりも、知的好奇心を満足させるとか、法的思考力(基礎体力)の養成とか、そういうのに役立つような気がする。
ただ、読んで損はないと思いますので、興味がある方は読んでみるのもいいかもです。
今までの受験勉強と違い、予備校の受験参考書だけでは太刀打ちできない内容なので、学者の書いた論文や、分厚い本に取り組まなければならない。
そんな本の中で、最近素晴らしいと思うのが東京大学の高橋宏志先生が書かれている「重点講義民事訴訟法」。従来の受験界では厚いし難しいと言われ、読んでる人が少ない、というかこれを読み出したらベテランじゃないかという本で、自分も敬遠していたのだが、実際に読んでみるとこれがなかなか面白い。確かに、所々難しくて「ふにゃ?」とか思うところもあるが、たとえば今まで何気なく覚えていた(?)学説にはこういう思惑があったのか、などと改めて考えさせられるところが多々あり、「眠素」と揶揄される民訴法の学習を熱くしてくれる(というか自分の不勉強さが身にしみる(笑))、すごくいい本だった。いや〜、この本書いてる人頭めちゃいいわ〜(東大教授なんだから頭いいのはあたりまえ)。私は、人に説明するのがうまい人こそほんとに頭のいい人だと思っているのだが、学者の授業を聞いていると必ずしも上手じゃない人もいるような…。確かに勉強ってピンとくるとか、そういう部分も否定できないのだが…
ただ、一ついえるのは、現行司法試験にはやはりいらないと思う。だって、ここで得た知識を答案に反映させる暇がない。この本は覚えるというよりも、知的好奇心を満足させるとか、法的思考力(基礎体力)の養成とか、そういうのに役立つような気がする。
ただ、読んで損はないと思いますので、興味がある方は読んでみるのもいいかもです。
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