来年の現行試験
2004年10月16日現行試験を来年受けるべきかどうか、これが最近の懸案事項である。なぜ問題になるかというと、もう周知の事実であるが、新司法試験は法科大学院卒業後3回まで、という回数制限があり、在学中に現行の司法試験を受験すると、新司法試験の受験回数にカウントされ、受験可能回数が減少してしまう。しかし、前の新聞記事の通り、新司法試験がそれほど有利ではないとなると、史上最大の合格者数1500人を輩出する来年の現行試験も魅力的なのである。現に、これを狙って、クラスの中でも、来年受験する予定の人が多数いる。
確かに、1500人枠は魅力的だし、人生設計として、新司法試験をホントに3回も受けるのか疑わしい。そういう面では現行を受けてみるのもいいのかもしれない。
しかし、実際問題として、ロースクールに行きながら現行試験の勉強をするというのはかなり大変なことである。
ロースクールの勉強は、本当は同じ法律の勉強なはずなのに、現行試験に直結しない。ロースクールの授業は今までの経験から言うと、判例を読まされまくるかわりに、細かい知識はあまり入ってこない。それに対して、現行試験で合格するためにはやはりある程度知識を詰め込まなければならない。ロースクールの勉強だけでも手間がかかるのに、なおかつ現行プロパーの勉強まで手が回るのか。受験暦10年とかのベテランならまだしも、若手である自分にとってはなかなか冒険である。
また、万が一第1回目の新司法試験で落ちて、第2回目を受けるとき、精神的な面から3回目がまだ残っているのかどうかというのは大きい、という意見ももっともだと思う。これはその人の性格次第であるが、怖くて2回目が受けられない、なんてことになる人もいるだろう。
こうやってメリットやデメリットを比較考量しているのだが、なかなか結論が出ない。優柔不断極まりない(笑)ただ、来年受験するのなら、もう準備を開始しないといけないので、早く決めなければ…。とりあえず受験も視野に入れて勉強してみようかと思う。
確かに、1500人枠は魅力的だし、人生設計として、新司法試験をホントに3回も受けるのか疑わしい。そういう面では現行を受けてみるのもいいのかもしれない。
しかし、実際問題として、ロースクールに行きながら現行試験の勉強をするというのはかなり大変なことである。
ロースクールの勉強は、本当は同じ法律の勉強なはずなのに、現行試験に直結しない。ロースクールの授業は今までの経験から言うと、判例を読まされまくるかわりに、細かい知識はあまり入ってこない。それに対して、現行試験で合格するためにはやはりある程度知識を詰め込まなければならない。ロースクールの勉強だけでも手間がかかるのに、なおかつ現行プロパーの勉強まで手が回るのか。受験暦10年とかのベテランならまだしも、若手である自分にとってはなかなか冒険である。
また、万が一第1回目の新司法試験で落ちて、第2回目を受けるとき、精神的な面から3回目がまだ残っているのかどうかというのは大きい、という意見ももっともだと思う。これはその人の性格次第であるが、怖くて2回目が受けられない、なんてことになる人もいるだろう。
こうやってメリットやデメリットを比較考量しているのだが、なかなか結論が出ない。優柔不断極まりない(笑)ただ、来年受験するのなら、もう準備を開始しないといけないので、早く決めなければ…。とりあえず受験も視野に入れて勉強してみようかと思う。
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